千葉市 列車内で刃物男 侵入した想定で対応訓練
JR東日本千葉支社は26日、凶器を持った不審者への対応訓練を行いました。千葉市美浜区にある京葉車両センターで行われた訓練は、東京駅を出発した下り特急列車の走行中、刃物を持った男が隣の車両から侵入してきたとの想定で行われました。
男の侵入に気づいた車掌がまず乗客に避難を呼びかけ、席の座面で身を守りながら男をけん制します。その後、JRから通報を受けた警察官が、電車が緊急停車した駅から突入して男の身柄を取り押さえました。この訓練は今年6月に東海道新幹線の車内で刃物を持った男が乗客3人を殺傷した事件を受けて行われました。
JR東日本千葉支社 鈴木寛幸総務部長「一番の使命は客の命を守ること、客に安心して列車を利用してもらうことと考えているので、そういった中で何ができるかというのを鉄道事業者としてしっかりと対応していきたい」